最近、やたら内閣支持率の記事を見かけます。朝日、毎日、東京などです。
さて各新聞社は、どのように統計を取っているのかが問題です。聞くところによると、「固定電話への電話アンケート」「平日の昼間自宅にいて電話に出ることができる人」が対象であろうと言われています。
今、固定電話をひいている人はどういう人でしょうか。昼間、自宅にいる人はどんな人でしょうか。自営業の人、隠居して1日中自宅にいる人が思い浮かびます。つまり、現役世代で仕事をしている人は対象外ですし、今時、固定電話を引いている若い人はほとんどいないでしょう。
また、各新聞の読者が対象になるであろうと思います。現在では、朝日新聞からのアンケートと聞いただけで、電話を切ってしまう人が多いとも言われています。
こうしたアンケートの対象者の偏りを考えますと、「国民の内閣支持率」などと銘打って記事にするのは、犯罪に近いのではないかと言えます。
ネットを使えば、ひとり一票の仕掛けをつけてアンケートを取ることができますが、それでは偏向・捏造新聞にとって都合が悪い結果が出るため、昔ながらの方法を取っているのでしょう。
政府としても、新聞社がアンケート結果を発表する際には、アンケートの方法、サンプル数、日時を明示することを義務化すべきではないかと思います。
新聞社はアンケートと称して、言論誘導をしているのではないかと思われる節があるのです。