安倍総裁が一次内閣を1年で辞めることになったのは、厚生労働省が難病と認めている「潰瘍性大腸炎」が原因でした。
全国に10万人ほど患者がいるそうです。一日30回トイレに行っても腹痛があるという病気で、通常の下痢とは性質が異なります。
しかし、現在、安倍晋三氏が自民党の総裁になり、次期総理が確実になったところ、テレビでは安倍総理の持病を、面白おかしく取り上げ、ネタにし始めています。
フジテレビでは、ユニクロ出身の経営コンサルタント・田中雅子氏が「1年でお腹が痛くてやめちゃった」と言うと、メインキャスターの小倉智昭氏は「子どもみたいだったもんね」と、難病の罹患者の苦しみをあざ笑うようなやり取りをしたそうです。
また、朝日新聞系列の「日刊スポーツ」では、安倍氏が3500円のカツカレーを食べたことについて、「庶民感覚のない安倍氏へ、ネットで批判が」とネットとは真逆の報道がされています。ネットで擁護はあっても批判はありません。こんなウソの報道をしても、朝日新聞には何らかのメリットがあるのでしょう。
カツカレーの記事は当初、朝日新聞で取り上げる予定だったのが、系列の日刊スポーツに変更になったようである、というウワサがあります。その理由として考えられるのは、ネットの住人の調べで、朝日新聞社本社内に、3675円の黒毛和牛入りカレーを提供してるレストランがあることが明らかになっています。朝日の記者はそのことを知っているので、本紙で取り上げることをためらったのでしょう。
また、スポーツ紙や夕刊紙はオジサン新聞と言われることがありますが、今ではオジサンもスマホで情報収集していますので、こうした記事がウソであることはすぐに気がつきます。ウソが書かれている新聞には価値がありませんから、不買につながるのではないかと思います。
さて、数年前、この難病に対してゼリヤ製薬から「アサコール」という特効薬がでて、今は安倍総裁はカツカレーを食べることができるまで回復しているようです。
ただ、安倍総裁の失敗をあげるなら、難病の身でありながら、前回、総理になったことでしょう。しかし、1年という短期間でありながら、憲法改正のために必要な基本法を作成したり、防衛庁を防衛省に格上げしたり、教育基本法を改正したり、マスコミが意図して取り上げない多くの実績があります。
来年早々には総選挙がありそうですので、二次安倍内閣では、思いっきり日本を変えてもらいたいと思います。
今のマスコミの醜態は、団塊の世代がちょうど経営陣になるような年齢にあることが一つの原因ではないかと思います。もうしばらくすればそうした人は引退でしょうから、あと少しの我慢ではないかと思います。
戦後の偏った教育を受けた団塊の世代が引退すれば、日本は大きく、いい方向へ変わると思います。