ハードディスクは消耗品ですから、長く同じPCを使っていますと、換装の必要が発生します。今日は、4年半ほど経った、Win XPのデスクトップのCドライブを換装することになりました。
1週間ほど前から、レジストリエラーが頻発し始め、数日前にはWinが起動しないこともあり、もうハードディスク(HDD)の寿命がきたのは確実であると判断しました。
こうした状態になったなら、一刻でも早く、行動を起こす必要があります。「まだ大丈夫」などと言って、PCを使い続けますと、復旧が不可能なほどCドライブのダメージが進んでしまいます。
換装用のHDDを入手しなければなりませんが、タイの水害の影響で品薄で価格も高騰中。朝早く出かけた新宿のヨドバシカメラには、代替品となるHDDはなく、その日の夕方に秋葉原に出かけました。
さすがアキバ、品薄と言われているHDDもありました。しかし、XPのサポートはあと2年。ですから、あと2年もてばいいのですから、中古のHDDを3700円ほどで入手しました。規格は、SATA3の500ギガです。
さて、換装のためにはブートセクターもろともコピーできるソフトが必要ですが、今回使用したのは、「HD革命 CopyDrive」(アーク情報システム)。
まず、崩壊しそうなPCのセカンドドライブに、購入したHDDを接続。しかし、PCを立ちあげても認識してくれません。「これは困った」と思う最中にも、Winには修復不能なエラーの警告がでます。エラーチェックを促されますが、再起動した後、OSが立ち上がる保証はありません。
幸い、一応Winが立ち上がりましたので、「HD革命 CopyDrive」を起動。すると、認識されていないはずのドライブも表示され、コピー元、コピー先を簡単に設定できました。綱渡りのような作業です。
それから5時間ほどでCドライブの全コピーが終了。途中、セクターの読み込みエラーがありましたが、無視して継続。
電源オフの状態で、セカンドドライブをCドライブに接続し直し、元のCドライブは廃棄。そしてPCを起動させますと、何事もなかったように無事復旧しました。
ただ、セクターの読み込みエラーの影響か、3、4のアプリが使えなくなりましたが、重大な問題にはならずにすみました。
おかげで、PCの買い換えを回避することができました。またしばらく使えそうです。