今日のATMは混んでいました。しばらく並んで順番が巡ってきた時、ふと床を見ると、キャッシュカードが落ちているではないですか。
直前に使用していた人に確かめたのですが、「私ではない」ということで、落とし物と判明。ATMに備え付けの電話に問い合わせてみました。
電話はすぐつながり、状況を説明。拾ったカードをしかるべきところに届けなくてはならない手間が発生するのではないかと思っていましたが、それどころか、初めてATMの裏機能を体験することができました。
通話の相手は、どこにあるATMの、どの器機から電話がかけられているか把握していました。通話先の操作で、目の前のATMが別モードに切り替えられ、カード挿入口だけ点滅。そこに拾ったカードを入れると、カードが挿入されたことも確認しているようで、「ありがとうございました」とお礼を言われました。
カードは間違いなく、持ち主に返ることでしょう。
こうしたシステムは、さまざまな状況に対応できるように構築されていることでしょう。例えば、他社のカードのこともあるでしょう。犯罪がらみのカードのこともあるでしょう(私の顔写真が撮られている?)。どのようになっているか知りたいものです。
いずれにしても、よくできたシステムです。銀行名は三菱東京UFJ銀行です。