ネット上で健康食品を扱っているサイトは多くありますが、そのほとんどすべて宗教がらみであることは、以前より認識していました。
最近、行きつけの居酒屋で、2リットル10500円もするミネラル水を勧められたので、早速ググってみましたが、やはり宗教がらみでした。社長は経歴不詳で、パンフレットにわずかある自己紹介の中に霊感があると書かれていて怪しさ倍増です。
そのミネラル水は、30ccくらいを薄めて飲むそうです。飲んでいる人の話では、「花粉症が治った」ということです。
ミネラル水の色はやや黄味がかっていて、いわゆる硬水なのでしょう。お茶と混ぜると黒い沈殿が起きるそうですから、鉄分が含まれていることがわかります。老朽化した家屋の水道の場合、水道から黄色い水が出てくることがありますが、このミネラル水は鉄さび入りのようです。
一方、最近、名古屋大学を始め、世界の一流大学の研究結果として、鉄分がガンの原因ではないかといわれ始めています。鉄分のサプリメントなどは、鉄分過剰になるので、摂らないほうがよいと結論づけています。ネットで、「鉄分 ガン」で検索してみてください。
また鉄分と酸素が反応しますと活性酸素が発生し、それがガンの原因となるとともに、老化の原因にもなるそうです。
2リットル10500円もするミネラル水・・・宗教がらみの会社の社長のいうことを信じるか、名古屋大学を始め、世界の一流大学の教授の研究成果を信じるか、それぞれの人の自由です。
ちなみに、身の回りに健康食品オタクが数人いましたが、みな60歳前後で亡くなりました。玄米しか食べないとか、サプリメントを山ほど使用するとか。考えようによっては、健康食品をとっていなければ、もっと早く寿命がつきたのかも知れませんが・・・。
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『サクサクわかる四柱推命の本』
(上・下巻セット)小山内彰著
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内容は、四柱推命の入門書です。
前著から、内容も構成も大きく変わりました。そして「五行の調和」に加え、「通変の調和」という新視点についてくわしく解説しています。実例も豊富で、ビートルズの解散の原因について、レノン氏とマッカートニー氏の命運から、誰もが納得のいくような、必然的とも言えるひとつの答えを提示することができました。
また、オリンピック金メダリストの命運から、メダル獲得の必要条件の一端が明らかになりました。
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中国古典/四柱推命の名著『滴天髓』通神論
小山内彰訳註
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『滴天髓』は、700年ほど前、中国において元から明にかわる時代に著わされた書と言われています。その後の推命の研究者の評価は高く、名著としてたびたび取り上げられています。
現在においても、四柱推命を専門的に学ぶ上で、必ず目を通しておきたい名著と言えます。
本書では『滴天髓』の和訳のほか、清朝の皇帝の実例を取り上げて、清朝に最盛期をもたらした、康煕帝、雍正帝(ようせいてい)、乾隆帝。そして清朝が滅亡に至るまでの、咸豐帝(かんぽうてい)、同治帝(どうちてい)、光緒帝(こうちよてい)、宣統帝(せんとうてい)(ラストエンペラー)を対比させ、国家の存亡と皇帝の命運、つまり、国家のトップとその存亡の関係を四柱推命の視点から解明しています。
なお、本書をお読みになる前に、既刊「サクサクわかる四柱推命の本」を読まれていることが望ましいと言えます。